公開日 2026年9月30日

ユーロ導入で簡素化されたこと、されなかったこと

ブルガリアは2026年1月1日にユーロを導入しました。換算の一段階が消えただけで、税制は変わらず、円の為替リスクも残ります。

ブルガリアは2026年1月1日にユーロを導入しました。日本企業にとっての実務上の意味は、 報道の見出しよりも限定的で、正確に述べる価値があります。

変わったこと。 ブルガリアの取引先とのユーロ建ての契約、請求、決済で、レフへの換算が 不要になりました。ブルガリア法人は既存のユーロのキャッシュプールにそのまま参加でき、 グループの資金管理からブルガリア通貨の行が消えます。

変わっていないこと。 円とユーロの為替リスクは従来どおりです。移転価格文書、 付加価値税の登録基準、最初の税務調査で問われる事項は、ブルガリアおよびEUの税法の問題であり、 使用通貨の問題ではありません。ユーロ導入でこれらが変わったと説明する相手には、 その根拠をお尋ねください。

10月22日のセッションでは、この両方を、実際に経験した当事者とともに扱います。

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